こんにちは、古田工務店です。

能登半島地震から1年が経ちました。被災地の方々は、この冬をどう過ごされているのでしょうか。
地震大国である日本に暮らす私たちにとって、自然災害への備えは避けて通れない課題。明日は我が身です。
今日は“住まいと防災”について、少し考えてみたいと思います。

「避難所に行かず、自分の家で過ごせたら」
災害時の避難所生活は、プライバシーの問題や感染症のリスク、生理現象やペットとの同居など、様々な問題を抱えています。
万が一被災した場合でも、避難所へ行かずに自宅で生活することができないか。そう考える人は、決して少なくありません。

そして、それは決して夢物語ではありません。

一般的な新築住宅は、建築基準法で定められた耐震等級1の基準を満たす仕様になっています。
この基準で建てられた住宅は大地震で倒壊する可能性は低いものの、余震による二次被害を考えると、安全のために避難所への移動が推奨されます。

一方、古田工務店が標準としている耐震等級3の住宅は、防災拠点となる公共施設と同等の安全性を備えています。
耐震等級1の1.5倍の強度を持つ構造により、余震が続く状況でも、自宅での生活を続けることができます。つまり、自宅が"おうち避難所"となるのです。

安全な自宅で過ごせることは、被災後の生活に大きな安心をもたらします。慣れ親しんだ環境で、家族やペットと一緒に。
必要な物も手の届く場所にあり、プライバシーも守られます。避難所では難しい、日常に近い生活を送ることができるのです。

もちろん、耐震性能だけでなく、日頃からの備えも大切です。食料や水の備蓄、家具の固定など。そして、それらの備えが活きるのも、住まいそのものが十分な強度を持っているからこそ。

自然災害はいつ起こるかわかりませんが、万が一に備えることはいつでもできます。
家族の命と暮らしを守る。それは今や、住まいづくりの大切な使命の一つなのだと私たちは考えています。

『おうち避難所』に興味のある方は、古田工務店にご相談ください!