こんにちは、古田工務店です。

夏休みが始まると、子どもたちが家で過ごす時間がぐっと長くなります。朝昼晩の三度の食事に、プールや部活動で増えていく洗濯物。散らかる室内。仕事をしながら朝夕と慌ただしい時間を過ごしていると、いつもは気にならなかった家の“段取りの悪さ”が、ふとした瞬間に見えてくるものです。

じつは夏休みは、住まいの弱点があらわになりやすい季節。だからこそ、家事動線やワークスペースを見直すには、ちょうどいいタイミングかもしれません。

まず気になるのが、キッチンまわり。夏休みは調理の回数が一気に増えます。買い物して、買ったものをしまって、作って、片づける。この一連の流れが遠回りだと、一日に何度も同じ動線を行ったり来たりすることになってしまいます。それを回避するには、パントリーを近くに設けたり、キッチンを中心にぐるりと回れる動線をつくっておいたり、細かな工夫が必要になってきます。逆にいえば、こうした工夫を随所に散りばめておくだけで、夏休みの家事負担も大きく軽減できるということ。

洗濯も同じです。汗をかいた服、プールのタオル、部活のユニフォーム。夏は洗う量そのものが増えるうえに、天気に振り回されがち。「洗う→干す→しまう」の動線を一直線に並べておけば、家の中をあちこち動き回らなくても、家族全員分の洗濯が1か所で完結。室内干しができるランドリースペースを用意して、除湿や換気の計画までセットで考えておくと、じめじめする日もからりと乾かせます。

そしてもうひとつ、夏休みに悩ましいのが子どもの宿題スペースです。リビングの片隅でも、専用のコーナーでもいいのですが、大切なのは“ほどよい距離感”。完全な個室にしてしまうと、親としても「本当にやってるの?」と気になってしまうし、静かすぎるとかえって集中が続かない子も少なくありません。家族の気配をやんわり感じながら、音や視線はほどよくコントロールできる。そんな場所が理想ですね。

ふだんは家事コーナーとして使い、宿題の時間だけ子どもが陣取る。省スペースのため、そんなふうにひとつのデスクを兼用するという考え方も取り入れてみてください。

家事動線もスタディスペースも、間取りが決まってしまってからでは動かせません。家を建てる前のいまだからこそ、できることがあります。大阪の気候に合わせた断熱・気密はもちろん、“建てたあとの毎日”まで見すえた間取りを、古田工務店はご家族と一緒に考えます。
夏の家で見つけた小さな不便は、次の住まいづくりのヒントの宝庫。今年の夏の過ごしにくさ、少し書き留めておくといいかもしれませんね。