こんにちは、古田工務店です。

おうちで過ごす時間が長い季節。冬。ふとリビングを見回すと、テーブルの上にスマホの充電ケーブル、玄関にはなんとなく出しっぱなしのスリッパ、ソファまわりには読みかけの雑誌……。
暮らしていれば当たり前の風景ですが、「もう少しスッキリできたらいいのに」と感じること、ありませんか?
そんなささやかなストレスを払拭するのにちょうどいいのが、壁面活用。『ニッチ』です。


壁の厚みを利用してつくるニッチは、ディスプレイのスペースとしてだけでなく、収納棚としても大活躍。既製品の棚を買ってきて置くのとは違い、壁の中にちょうどいいサイズのスペースをつくるので、限られた空間でも圧迫感がありません。家具と壁の隙間にホコリがたまる、あの小さな不快感からも解放されます。

たとえば、リビングやダイニングまわりなら、ニッチの活躍の幅は無限に広がります。壁面にマガジンラックのようなニッチをつくれば、雑誌や絵本をサッと差し込めるスペースに。奥にコンセントを仕込んでおけば、スマホやタブレットの充電ステーションに。玄関まわりならスリッパラックとして使えば、機能的で見た目もすっきり。

さらに、トイレや洗面などの水回りにも。限られたスペースに既製品の棚を置こうとすると、奥行きが合わなかったり窮屈になったり。掃除も大変。
だけど、造作のニッチなら壁の中にぴったり収まる棚をつくれます。


古木風に塗装した棚板で、アンティークな印象をプラス。小さなグリーンやお気に入りの雑貨と一緒に飾れば、トイレットペーパーもインテリアの一部。
用を足すだけの空間に“ちょっとした余白”が生まれました。

ニッチは、デザインも大事。ここが造作の一番の強みかもしれません。
室内のインテリアに合わせて棚板の素材や色味を選べるのはもちろん、ニッチの内側にアクセントクロスを貼れば、空間のフォーカルポイントとして機能します。それだけで、室内がパッと華やかに!
※フォーカルポイント…部屋に入った時、自然と視線が集まる「焦点」となる場所。

パステルカラーや柄物の可愛いクロスもいいけれど、こんなふうにタイルを貼ってみるのも素敵ですよ。


ディスプレイする小物や雑貨も素材感のあるもので統一すれば、こだわりのアートなコーナーに。

古田工務店では、収納を家づくりのとても大切な要素として考えています。ただ「しまう」だけではなく、「見せる」「隠す」「すぐ使う」など、暮らし方に合わせた収納のかたちは、造作だからこそ実現できるもの。ニッチはまさに、そのひとつの答えです。
「こんな場所に、こんな収納があったら」——そんな小さな“あったらいいな”が形になるのが、注文住宅のおもしろさ。壁の中のほんの少しのくぼみが、毎日の暮らしをちょっとだけ軽くしてくれるかもしれません。