こんにちは、古田工務店です。
皆さん、毎晩ぐっすり眠れてますか? 夏の暑さで寝苦しい夜を過ごしていませんか?
毎日のパフォーマンスに良質な睡眠は必要不可欠! 寝つきが悪い、熟睡できないという方は、家のなかの光環境を見直してみるとよいかもしれません。
私たちの体内時計は、光の変化によって調整されています。朝の明るい光を浴びると目覚め、夕暮れから夜にかけて徐々に暗くなることで眠くなる。これが自然なリズムです。
だけど、現代の生活ではこのリズムが乱れがち。夜遅くまで明るい照明の下でスマホをいじったり、蛍光灯で明るく照らされた部屋から急に真っ暗な寝室へ移動したり、体内時計を狂わせる要因がたくさんあります。
そこで重要になるのが、光のコントロール。
まずは、夜間の照明を工夫しましょう。就寝2~3時間前からは、部屋の明かりを徐々に落としていきます。スマホやパソコンの画面から発せられるブルーライトも要注意。ブルーライトカットフィルターを使うか、夜間モードに切り替えるのがおすすめです。
一方で、日中は積極的に光を取り入れましょう。朝日を浴びると体内時計がリセットされ、夜の良質な睡眠につながります。
寝室の環境づくりも大切です。遮光カーテンを使えば、夏の射るような朝日でムダに目が覚めてしまう心配もありません。気持ちよく目覚めるようにしたいのであれば、直射日光が入らない位置、大きさの窓を設けて自然な明るさを取り入れます。
温度は26~28度、湿度は50~60%が快眠の目安。エアコンと除湿機を上手に使って、快適な空間をつくりましょう。
光のコントロールと合わせて、生活習慣を見直してみるのも効果的です。
毎日同じ時間に起きて、朝日を浴びる。夜は決まった時間に照明を落とし、ゆったりと過ごす。こんな小さな習慣が、質の高い睡眠につながります。
家づくりを機に、光環境にもぜひ注目してみてください。夜はぐっすり、朝はすっきり。そんな毎日を過ごせる家で、心身ともにリフレッシュできますよ。