こんにちは、古田工務店です。
9月は防災月間。台風シーズンを迎えたのを機に、防災意識について少し考えてみましょう。

古田工務店では『家の力で家族を守る』を合言葉に耐震等級3の“おうち避難所”、地震に強い家をつくり続けています。
ただ、どんなに頑丈な家を建てても、ハード面だけでは完璧とはいえません。自然災害から家族を守るには、在宅避難を考えたソフト面での備えもしっかりしておく必要があります。
なかでも、とくに気をつけたいのが食品の備蓄です。大きな災害が起きると、スーパーやコンビニから食品が消え、ライフラインの復旧まで1週間以上かかることがほとんど。そんな時、頼りになるのが家庭での備蓄です。
『備蓄』と聞くと、
「なんだか大変そう…」
そう感じる方もいるかもしれません。だけど、実はとても簡単に備蓄する方法があるのです。
それが、“ローリングストック”という考え方。

まず、普段食べているカップ麺やレトルト食品、缶詰などを、いつもより少し多めに買い置きしておきます。それを古いものから順に食べ、食べた分だけ新しく補充する。
たったこれだけで、気づけば1週間分の食品が備蓄できています。
備蓄は大人2人分なら、お米4kg、缶詰18個、レトルト食品24個程度が目安。野菜不足を補うために、じゃがいも、たまねぎ、かぼちゃなど日持ちする野菜も多めにストック。もちろん水も1人1日3リットル、1週間分は必要です。カセットコンロがあれば、停電時でも温かい食事が作れるので安心ですね。
ここで活躍するのが、パントリーの存在。パントリーがあれば備蓄品を一箇所で管理でき、在庫の確認もしやすい。普段使いの食材と備蓄用の食材が自然に循環するので、賞味期限切れの心配もありません。

思えば、昔の日本の家には必ずお米を保管する場所があり、味噌や醤油、漬物など保存の利く食品を常備していました。現代のパントリーは、そんな昔ながらの知恵を現代の暮らしに活かした空間なのかもしれません。
防災というと、どうしても特別なことに感じがち。だけど、ローリングストックなら、いつもの買い物と食事の延長線上で自然に備えることができます。お子さんと一緒に缶詰の賞味期限をチェックしたり、家族で非常食を食べてみる日を作ったり。そんな何気ない時間が、いざという時の安心へとつながっていくのではないでしょうか。
これから住宅の新築をお考えの方は、ローリングストックできるパントリーのサイズ・使い勝手も考えてみてください。

