こんにちは、古田工務店です。
昼間、暖かい日も少しずつ増えてきましたが、まだまだ暖房は手放せませんね。
身にしみる隙間風、朝晩の冷え込み。ぴたりと扉を閉めていても、どこからともなくひんやりとした空気が流れ込んできます。
厚手の靴下をはいたり、膝や肩にブランケットをかけたりと対策はしてみても、冬の寒さを感じやすい家では、どこか鬱々とした気分になりがちです。
とくに、窓辺が寒いと感じませんか?
窓の近くにいるとひやっとするので、窓辺にファンヒーターを置いているという人の話も耳にします。
それもそのはずで、家のなかでいちばん熱の出入りが多いのは、実は窓なんです。
つまり、暖かく暮らすためには窓表面から外の冷気を取り込まないことと、部屋の暖かさを逃がさないことが必須。
ここ十数年の間に、窓の性能は格段によくなりました。
住宅の性能向上が求められる今、窓ガラスのスタンダードは単板ガラスから複層ガラスへ。サッシはアルミ製から樹脂製へ。
時代は刻々と変化しています。
さらに、古田工務店では日差しの暖かさをガラス越しに取り込む『パッシブデザイン』をプラス。
太陽の輻射熱が部屋全体をじんわりと暖めることで、暖房に頼りきらない、本当の意味でエコな空間が生まれます。
暖かな窓辺で、のびのびと遊ぶ子どもたち。
その隣で、大人たちはコーヒーを片手に趣味の読書やハンドメイド。
冬芽をつけた鉢植えを眺めて、待ちわびる春。
陽が落ちて肌寒くなってきたなと思ったら、そろそろ夕飯の支度をする時間。エアコンをオンして、一日の後半戦へ!
洗面脱衣室も、もう昔のような寒い場所ではありません。
入浴前には衣服を脱いで体重チェックし、お風呂上りにはゆっくりと化粧水をつけて、保湿クリームを塗って、自分と向き合う時間を。
「冬でも、家が寒くない」
ただそれだけで、1分1秒を今までよりずっと大切に使えるような気がします。